忘れる

人には記憶する機能と
忘れる機能がついているようである。

あなたはどうやら
私に対して忘れる機能を
使っているようである。

対した数もない
ささやかな幸せも
全て無くなっているのでしょう。
特筆した想い出もそんなに
ないのにね。

最終的に残るのは
身体に染み付いた習慣なのだと
思った。

生きる為に人間は
本能でご飯を食べる。

そして決まって
おれが”帰る”と言うと、
駄々をこねるのである。

この行動が
あなたにとって
本能というのであれば、
俺は
本能で愛されてたんだと気づいた。

おれはどうしたらいいんだ。