おなかがいっぱいになると気持ちが辛くなるお話

おなかがいっぱいになると
気持ちが辛くなるお話。

多分色々な要素があるんだろなと
思う。

小学生くらいまで
何故かは分からないが、
外食をすると吐いていた。
外食でテンションが上がりすぎて
ハンバーグをしこまた食べていた。

からではなく、
何かこうあの雰囲気が
(家族みんなでご飯を食べている情景)
そうさせていたような気がするが
その時は
何がなんだかわからなかった。
(後に東京に出てくるまであんまり外食はしていなかった)

中学生の時に
阪神大震災が起こった時も
そうだった。
震災のニュースを見て
何も出来ない自分と、
ニュース番組への憤り、
被災した方の悲しみが
ドバッとやってきて
暫くご飯は食べれなかった。

あの満腹感が
やってくる度に
いつも感じるもの。

自分のこの幸せの裏の
何処かには
誰かが苦しんでいる。

久々にその感じがやってきていて、
みんなと
ご飯を食べている途中から
やってくる嫌悪感。

いつだって
誰かの幸せの裏には
幸せでは無いことが
隠れている。

忘れることは出来ない

それでも
人間はご飯を食べる。

おれだってそうなんだ。