根暗の根底

本日は
(明けて翌日ですが)
Genius P.J’sの約2年ぶりになる
新作がOTOTOYにて先行でハイレゾ配信
されました。
沢山の告知の拡散や、
早速ダウンロードしてくれた方々から
素敵な感想を頂いたりと
冥利に尽きる一日でした。

ただ本当に色々考え感じる一日でした。

ふと昔を思い出した。

人がこんなに怖くなり、
人の顔色ばかり伺って
自分を持てなくなったのは。

そう、それは14歳
世に言う中二ですね。
本当に仲が良かった友達からの
無視でした。

何か悪い事をしてしまったと思い
謝るとそれにも無視。
沢山謝る機会を作ったり
友達に相談するも
それは良くなる事は
ありませんでした。
結局それは卒業まで続きました。

高校のある日をきっかけに
彼はまた普通に話すようになりました。
が、なんで無視したのか聞くと
彼は頑なにそれを教えては
くれませんでした。

そしてその理由を私は
わからず生きています。

この経験が
自分が人や人の優しさに
臆病になっている大きな原因の一つで
あると思っています。

きっともうこのトラウマは
消えることはないでしょう。

時を同じくして
中二の自分にはギターに興味を持ち
そして今の自分の音楽に続いています。

人がこんなに怖くなり、
人の顔色ばかり伺って
自分を持てなくなった自分が
唯一自分を出せるのは
音楽をしている時だと思います。
(本当はあと一つだけあったのですが、
最近無くなりました。この話はまた後日)

しかし今だに音楽で何かを
アウトプットしたいと思う気持ちは
私がまだネガティブだからだと
思います。

ポジティブだったら
何も伝えたい事なんてないからね。

でもだからこそ
現状を変えたいと強く思ってます。
だからポジティブなんです。

ネガティブポジティブ。

現状を知らずに、もしくは無視、
もしくは目を逸らして
パーティしてる奴の歌なんて
おれには何にも届かないわ。

辛い事があるから
音楽を作る。

おれはまだ音楽が作りたい。

このEPは次のアルバムへの布石です。
本当に今年、
沢山の辛い思いを経験した私は
ようやく何かを伝えられそうです。

先ずはこのEPを聴いて頂いて
色々感じるて貰える部分があれば
幸いです。

真っ暗な部屋の中で
iPhoneの明かり一つで音楽を
聞いているそこの君。

形は違うが
俺たちは仲間だ。

大丈夫だよ。とは
言わないし、言えないが
辛い現状でジタバタしてる
自分の姿を見て貰らい
あああ、あいつなんかジタバタしてんな
って思ってくれれば幸いです。